もし、誰かから「自分何のために仕事してんの?」と問われたら何と答えます?
この問いに対する答えを仕事観とか職業観、労働観と言うんです。NHK の「仕事の流儀/プロフェッショナル」という番組があります。
見たことありますか?
あの番組の最後にこういう場面があります。
「あなたにとってプロフェッショナルとは・・・・」
それに対するその時の登場者の答えは様々です!!でも、「プロ」と言われる人は自分なりの「プロフェッショナル」という言葉に対する考え方や定義を持っていると僕は思うんです。
つまり、こういう答えがひとつでないものに対して、自分がどのように考えているか?どのように捉えているか?というものが大事だと思うんです。
じゃあ、改めて「自分のために仕事してんの?」と言われたら何と答えます??
例えば、自分の両親、家族、自分の子供、友達、部下、お客様・・・その人たちにそう問われたら何と答えるでしょうか ?
◎お金のため、経済的のためという人もおるでしょう。例えば、家族を養うため、家のローンを払うため、子供を養うため、あるいは将来の貯蓄のため・・・もちろん、これも大事なことです 。(当然、僕もそうです)
◎あるいは、こういう仕事がしたい!社会にこんなふうに役に立ちたい!という思いで働いてる人もいるはずです。当然いろんな考え方があってええんです。
でも、こういう先行きが不透明な時代、終身雇用が保障されない時代、変化の激しくスピードのある時代においては自分自身が何のために働いているのか?という根幹を持っているということはとても大事やと僕は思うんです 。
突然ですが、人生でどれくらい仕事に時間を費やしているか?計算したことあります?
1日24時間。仮に8時間寝ているとして8時間働き、そしてそれ以外のことに残りの8時間を使うとするやん。これで人生の1/3を少なくとも仕事に時間を費やしてることになるやんか。
でも、現実はどう?8時間寝ている人どれくらいいます?
実際には仕事に関していろんな勉強したり、通勤時間なども加味すると更に多くの時間を仕事に関して費やしていることもあるやないですか。
また、毎日会社に行くとき口笛を吹きながらスキップしながら行ってる?朝、目が覚めたらワクワクして飛び起きてる?それとも暗い気持ちでぶつぶつ言いながら会社に行ってます?布団の中で、グズグズしてへん?
どっちの方が、毎日楽しい?自分にとって。
そこに気づいたら、今ある仕事に夢中に打ち込んで、その仕事の醍醐味ややりがいを実感した方がええやん。
「仕事」変えても一緒!「自分の仕事観」を変えんと!
目の前を疎かにして、他に楽しみや喜びを求めるのは「逃避」という悪い癖。 体験からしか、本当に実感する者は手に入らん!子供たちに「なんで、仕事してんの?」と問われたときに子供たちに憧れられるような大人になろうや!!
人物を育てる學校
学長 脇坂拓