細田、農業始めます!
皆さん、こんばんは!
人物を育てる學校で色々とお手伝いさせてもらっています 細田修平 です。

簡単に僕がどんな人か知りたい方は、こちらリーダー数珠繋ぎで2倍速にして見てみてください。

https://jinbutsu-gakkou.com/connect/shuheihosoda/

簡単にキャリアをお話ししますと、
名古屋にあるエグチホールディングスに新卒第一号として入社し、約6年間主に新規事業開発に携わりました。

その後、インドへ短期留学の上、香港に本社を置くグローバルサポートリミテッドという金融・教育関係の会社に勤め1年が経とうとしています。

そして、今年から会社の新たな挑戦として、農業に参入し、僕自身が従事していきます。

実家では父が近所さんへも配れる位の家庭菜園をしておりますが、僕自身がいつも流通担当で、本格的に農業に携わるのは初めてなので、素人ながらも学んだことをここにいる皆さんにシェアしていければと思っています。

・何故、農業をやるのか?
・何故、地元愛知ではなく「愛媛」で農業をやるのか?
・どんな農業をやるのか?
・農業で何を作るのか?
・農家として何を目指しているのか?
・暮らしはどうするの?

などなど。

どうぞお付き合いください!

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そんな僕は2021年に入って、1月末と先週と約1週間ほど愛媛に滞在し、圃場の見学や住まい探し、そして「金融と農業」をテーマにセミナー開催をしています。

(セミナーは僕が勤めるグローバルサポートリミテッドの代表 中村と 自然栽培を指導する佐伯さんが講師として話をしています)

恐らく誰しもがこのセミナーに参加することで、その情報・事実を知ることで、今自分たちが置かれている現状、そしてこれから何をすべきかが見えてきて行動が変わってくると思います。

それほどパンチのある、そして価値のあるセミナーです。

この辺りの内容は、具体的にはセミナーに参加していただく事をお願いさせていただきますが、触りの部分は僕からもシェアしていければなと思っています。

それは置いておいたとして…
どこからお話をしましょうか。

今回は、僕がこれから行う『自然栽培』について綴ろっていきます。

自然栽培とは、映画化されたり書籍にもなったりした「奇跡のりんご」で有名な青森県の木村秋則さんが十数年「自然」と向き合い、導き出した【農薬・肥料・除草剤】を一切使わない栽培法で、自然の生態をそのまま活かし、土の本来の力を利用する栽培です。

実は、現在の日本は、農薬使用量が世界で一番多く、また除草剤の使用量も世界一となっています。かつてだと、中国の方が多い印象をもちますが、現在は農薬の単位面積当たりの使用量は中国の方が少ないのです。

これは、農林水産省が出している諸外国の農薬規制一覧表です。ピンクに塗りつぶされているのが記載されているもの。白のままが記載されていない農薬です。一番左が日本です。

諸外国における残留農薬基準値(農水省)
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/export/zannou_kisei.html



自然栽培法を考え出した木村さんの一番弟子である佐伯康人さんが、僕たちの会員組織「GSクラブ」の会員さんでもあり、今回のコロナウイルスによる海外渡航規制により国内滞在期間が延びたことで、代表 中村と佐伯さんと意見交換をする機会が増えました。

GSがこれまで金融や教育によって日本人の意識改革を試みていたのですが、根本的な「食」を変えていく必要もあるということで、今年より組織を立ち上げ、日本の農業・食における「生産者教育」「消費者教育」のプロジェクトをスタートしていく次第です。

また、僕が個人的に考えているのは、現在の日本の農家の平均年齢は約70歳、米農家に至っては約76歳と言われています。

そして、日本の食料自給率は約37%で、このまま5年、10年もすれば、日本は自国での食料自給が出来なくなり、海外に依存しなければならなくなります。

ですが、若者からの農業のイメージはまだまだ低収入(稼げない)・重労働(キツい)・長時間であり、これを払拭していかなければなりません。

子供達の将来の職業選択・就職活動する中で、いい大学に行って、大企業に就職することやプログラミングを勉強して、IT企業に就職するといった時代の流れに則っていくだけでなく、「農家」になることも選択肢の一つに加えていきたいと考えています。

そして、農家の平均年齢を40代、30代、20代と下げていき、かつ農家でも幸せな人生を送れる道を開いていかなればならないと感じています。

その若者の考え方を変えていくには、まずは自分が現場を知ること、それを発信していくことだとも考え、今に至っています。

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一番初めにしては、少しずっしりした内容になってしまったので、次回は住まい探しでも書こうと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!
引き続き宜しくお願いします!

細田 修平