自分のキャリアは自分で決める!

皆さん、こんにちは!
社会保険労務士の田中亜矢子です。

普段企業の人事部が担当するような仕事(採用・教育・評価)をしている私からは、今後キャリアについてお伝えしていきますが、第一回目はまず自己紹介。

元々地元の信用金庫で14年間働いていた私は、最後の5年間、人事部で採用と人材育成を担当していました。

その中で年々感じていた変化。それは若手社員の表情が暗くなっているということ。
なぜだろう?

そんな中、各営業店を回り、支店長から新入社員まで全員と面談をする機会がありました。
そこで驚いたのは、どこも同じ業務なのに、支店長一人が違うだけで、これだけ職場の雰囲気が変わるんだ!ということ。

新入社員研修のとき「この子大丈夫かな…」と思っていた子がイキイキ働いていたり、「この子はきっと活躍するだろうな」と思っていた子が「誰も教えてくれない」と泣いていたり。

あ、本当に育てるべきは新入社員ではなく、支店長をはじめとする現場の先輩だ!
そう思ったものの、どうすればいいかわかりません…。

上司に伝えても「そうだよね」と言ってくれますが、何かを変えようと動く人はいません。

あれこれ言い続ける中で気づきました。

組織の中では、何を言うかより誰が言うかで人は大きく態度を変えるという事実。

話を聞いてもらえる「誰か」にならなければ、何も変えられない。
だから力をつけたい。
これが独立のきっかけです。

その想いだけのスタートだったので、会社の先輩からは「急にどうしたの?」「絶対後悔するよ」「どこの部署にいきたいんだ?」(私が他部署に行きたくてワガママを言っていると思ったんでしょうね)とあれこれ言われ。

独立後、ある行政機関へ起業相談に行ったときには「旦那さんがいて食べていかなくていいから、まぁいいんじゃない」と相手にしてもらえず。

前職の年収を下げてでも想いを貫く!なんて気持ちはサラサラなかったので(モットーは経済なき道徳は戯言)そんな周りの態度に、うるさーい!と思いながら 笑

あれから4年経った今、当時の選択を後悔したことは一度もありません。
結局自分の思った通りになるなーと。

独立後、一度自分自身のキャリアに向き合ってみようとキャリアコンサルタントの資格取得に向けて勉強した中での学びが、自分でキャリアを選択したい!という人に役立つと思うので、今後お伝えしていきます。

パラレルキャリア、ディーセントワーク、同一労働同一賃金…

大きな社会の変化の中で私たちが知っておきたい情報をお届けします。

自分のキャリアは自分で選べる。
みんなが笑顔で「らしく」「長く」働ける社会を!